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角田家のページさんより-
※この人は、連絡先を公開しています。
(以下転載)
放射線の話
放射線て特別なものと思いますか。私たち日本人はあの広島や長崎に落とされた原爆を経験していますから、放射線や放射能と聞くとものすごく怖いものと直感的に考えてしまいます。
しかし、放射線や放射能が強い場合には怖いのでですが、弱い放射線や放射能は自然界に存在し、地球上に生存する以上、弱い放射線を毎日毎日受けています。
自然界に存在する放射線はどこにあるかと言えば
大地…大地は多くのカリウムや微少のウランなどを含んでいます。カリウムには0.012%の割合で放射線を発生するカリウム-40(放射性同位元素)が含まれています。
宇宙線…太陽や星から高いエネルギーのガンマ線が地球に到達しています。
食物…植物は大地からカリウムを吸収して成長していますので、植物にも放射線が含まれています。特に海草類には放射線が比較的多く含まれています。植物を食べて成長する動物や魚類にも当然放射線が含まれています。
空気中…空気中には気体性の放射性物質ラドンがゴミと共に浮遊しており、われわれ人間はラドンを含んだ空気を吸って生きています。
皆さん、こんなこと考えたことがありますか。まさかと思うでしょうが本当なのです。このカリウムという物質は動物や植物が生長するためには欠かすことは出来ません。
さて、放射線による人体への影響の程度を表す単位としてはシーベルトが使われます。通常はこのシーベルトの1000分の1であるミリ・シーベルトの単位が使われています。この値が大きければ大きいほど人体への影響が大きいことをしめしています。この単位を使って色々な放射線の強さを比較します。
日本人が自然界から受ける放射線量は1年間に2.4ミリ・シーベルト程度です。その内訳は
1) 大地から 0.46 ミリシーベルト
2) 食物から 0.24 ミリシーベルト
3) 宇宙線 0.38 ミリシーベルト
となります。
この他に、空気中にはラドンという気体の放射性物質がただよっていて、呼吸により受ける放射線は1.3ミリシーベルト程度になります。空気中のラドンを含めると人間は1年間に2.4ミリシーベルト程度の自然放射線を受けています。
宇宙線は地球から離れるに従って増加しますので、飛行機のパイロットやスチュワーデスは年間2~3ミリシーベルト程度の宇宙線による放射線の影響を受けています。また、平地で1年間に0.35ミリシーベルトに対して、富士山頂では年間0.7ミリ・シーベルトの宇宙線の影響を受けると言われています。
日本にいれば大体年間1ミリシーベルト程度の自然からの放射線を受けますが、ブラジルやインドのある地方では日本の10倍の10ミリシーベルトを越える所もあります。
また、空気中に存在するラドンは場所によってかなり変化します。風通しの良い広場などではあまり大きくありませんが、密閉された地下室などではかなり大きくなります。日本人は空気中のラドンにより1年間に1.3ミリシーベルト程度の放射線を受けていると言われています。
温泉の放射線
ラジウム温泉とかラドン温泉とか耳にしたり、実際に実際に温泉に入った人もいるかもしれません。ラジウム(あの有名なもラドンも放射線を出す物質(放射性物質)で、天然に存在するラジウムを含んだ温泉がラジウム温キューリー夫人が発見した物質)泉で、ラジウムから生まれる気体状のラドンが水の中にとけ込んだ温泉がラドン温泉です。
ラジウム温泉やラドン温泉には通常の200倍以上の放射線を含んでおり、日本では島根県の池田、山梨県の増富、鳥取県の三朝、兵庫県の有馬などでは40,000倍以上の放射線が含まれています。
ほかにも、放射線を含んだ温泉は日本各地に多数あり、特に花崗岩のある所には多いようです。放射線を含んだ温泉は人体に悪影響を与えるほど強くありませんので安心して温泉を楽しんで下さい。
日本全国で選んだいわゆる「名水百選」(環境庁が選定)に含まれる水に含まれるラドンの量は平均でも通常の水の20倍を越えているそうです。
人工の放射線
放射線は産業から学術研究まで、社会のさまざまな分野で役立っています。
医学面では胸のX線集団検診(1回当たり0.3ミリ・シーベルト)、胃のX線集団検診(1回 当たり4ミリ・シーベルト)CTスキャナー、ガンの治療などに利用されています。
工業においてはテレビやコンピュータの配線の耐熱性を高めたり、印刷インクを乾燥硬化させたりなど幅広い用途に使われています。
また、農業面では放射線による品種改良や害虫の駆除などが行われています。さらに、遺跡からの出土品、古い美術品の年代測定や樹林なども、放射線によって性格に測定することが出来ます。
人工的に使われている放射線については放射線の利用をご覧下さい。
(転載ここまで)
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角田家のページさん-放射線の話
調べた所、この方は大変高名な医師のようです(添付画像)。
角田和彦 (かくたかずひこ) 医師
かくたこども&アレルギークリニック(宮城県)
院長
アレルギー内科、小児科
専門
アトピー性皮膚炎、じんましん、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アナフィラキシーなどのアレルギー疾患、シックハウス症候群、化学物質過敏症、殺虫剤中毒など、環境中の自然物や化学物質などの環境因子による疾患
医師の紹介
角田医師は化学物質とアレルギーを中心に臨床環境医学分野で診療、数百あるアレルギーの原因を突き止め、環境中や食品中の化学物質の影響を調べるため、約200項目に及ぶ問診システムを創案した。アトピー治療の第一人者であり、他の病院で治療困難な患者が多数来院する。小児・大人の両方のアレルギーに対応、きれいな空気と水、体にあった食べ物を患者に奨めアレルギーのない生活へ患者を導く。食とアレルギーの関係についてはマスコミに度々登場して、想定されるアレルギーを解決している。
診療内容
治療は約200項目に及ぶ問診から始まる。本人と家族の普段の食生活から、住宅環境、寝具の状態、防虫剤・殺虫剤の使用、洗剤、お風呂など生活の細部に及ぶ。徹底した問診でアレルギーの原因・誘因を突き止め、原因のもとになっている食品、食品中の化学物質、ダニや花粉、カビ、動物のフケや毛など環境中の自然物、環境中の化学物質に対して生活の指導をする。
………中略………
累積症例数または患者数
現在までに2万人以上のアレルギー疾患、シックハウス症候群、化学物質過敏症、殺虫剤中毒患者を経験し、治療している。
年間症例数
年間1,000名以上の新患の来院がある。
医師のプロフィール
経歴
静岡県出身
1973年4月 東北大学医学部 入学
1979年3月 東北大学医学部 卒業
1979年9月 東北大小児科研修終了
1979年10月 坂総合病院外科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、産婦人科にて勤務
1981年4月 坂総合病院小児科勤務
1984年4月 東北大医学部小児科循環器所属
1986年3月 東北大医学部小児科循環器所属終了
1986年4月 坂総合病院小児科勤務、小児科科長
2004年10月 かくたこども&アレルギークリニック開業
所属学会・認定・資格
日本臨床環境医学会(評議員)、日本小児科学会(専門医)、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本環境ホルモン学会、環境学会、日本小児循環器学会
主な著書(編集・共著含む)
『アレルギーっ子の生活百科』(2005年 近代出版)amazonでみる⇒
『子どものアレルギー』(2012年 労働教育センター)
『食物アレルギーとアナフィラキシー』(2003年 芽ばえ社)amazonでみる⇒
『暴走するアレルギー-アナフィラキシーに負けない本-アレルギーっ子に贈る生活改善マニュアル』(2002年 彩流社)amazonでみる⇒
『アナフィラキシー その対応と予防』(2007年 労働教育センター)amazonでみる⇒
『アレルギーと食・環境』(2001年 食べもの通信社)amazonでみる⇒
『病院建築におけるシックハウス対策』(2005年エヌ・ティー・エス)
『シックハウス事典』日本建築学会編(2011年 技報堂出版)amazonでみる⇒
『暴走するアレルギー「アナフィラキシー」は警告する』(1999年 彩流社)
『食物アレルギーを持つ親の会アナフィラキシー学習会:食物アナフィラキシー-アレルギーが生命を奪う』(1998年 農文協)amazonでみる⇒
『劇症型アレルギー』(1998年 岩波書店)amazonでみる⇒
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東京都の水道水の放射線含有量が、kgあたり、0.7ベクレル前後(2014/4)
ということを考えると、上記の表現、200倍から40000倍は、kgあたり140ベクレルから28000ベクレルということになる。
〇福島県の現在の放射線濃度
2014/05/14 16:40 時点の最新放射線量データです。(10分毎更新)
現時点の圏内最大地点は
22.639μSv/h 福島県夫沢三区地区集会所 です。
……医学面では胸のX線集団検診(1回当たり0.3ミリ・シーベルト)、胃のX線集団検診(1回 当たり4ミリ・シーベルト)
0.3ミリシーベルトとは、300マイクロシーベルトのこと。
4ミリシーベルトとは、4000マイクロシーベルトのこと。
胃のX線検診で鼻血を出したという話は聞いたことがない。
一瞬にして4000マイクロシーベルトの放射線を浴びた人間が皆平気で、毎時20マイクロシーベルト以下(※上記福島県の値は最大線量地の数値で平均値はずっと低い)の場所で生活している人間がなぜ鼻血を出すのか?
よく、体内被曝で積み重なるからと言われるが、同時に排出もされていく。
ここで思い出して頂けば気がつくと思うが、子供の頃(中学生未満、特に10歳未満)というのは、よく鼻血を出したものである。
脱脂綿を丸めて鼻に突っ込んだ記憶はほとんど子供の頃のことである。
走り回ってる最中とかチョコレートの食べ過ぎとか…
何でもかんでも放射能と結びつける前に(恐怖報道に靡く前に)〇ラドン温泉の放射線量とは-でも、〇エックス線の被曝量とは-でも、〇レベル7とされた経緯-でも、〇放射線量の高い外国と福島-でも、〇ベクレルとシーベルトの関係-でも、〇放射性物質はずっと残るのか-でも、とにかく自分の目と頭で色々と検索して真実を探ってみることである。
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