原発恐怖を巡る嘘のジグソーパズル
- 2013/09/22
- 11:04

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悪い噂ほど速く広まる。
なぜであろうか……
栄養剤ビタミン剤は、どれほどあろうが、どこにあろうが、何の食品に混ざっていようが、自分にとってプラスになるものは気にする必要はない。知らずに健康が増進された、知らずに寿命が伸びた…そういうことは放っておいても別にかまわないわけである。
しかし、マイナスになるものはそうはいかない。ほんの僅かであっても見過ごすわけにはいかない、当然の話だ。
悪い噂ほど速く広まるというのは、このような人間の防衛本能に由来していることがわかる。
ところが、これが警戒心のあまり、《悪い噂は積極的に受け入れるべきだ》という異常心理に陥る場合がある。
中世ヨーロッパの魔女狩りがその典型といえる。
今の日本人は、冷めた冷静な人間を除いて大半が魔女狩りに陥っている。
教えても教えても恐怖にへばりつこうとしている。
恐怖が正しいと頑張ろうとする
問題は、それを計算し利用しつけ込んでくる輩が存在するということである。
しかし、このように言ってもなお、“お前は原発利権の回し者だろう”などと曲解される。
そこで、これから、この原発危機を巡る一連の事件、妙な報道、不可解な出来事を紹介していく。
それは要するに、この事件の性質(目的)を炙り出すジグソーパズルのピースだ。
それを見て判断していただきたいと思う。
まずは、この話からー
レベル7は大ウソ
以下は2011年4月14日に菅直人に送ったものです。これを読むと、いかにこいつらが恐怖不安を煽ろうとしていたかわかると思う。↓
ー国賊共よ、以下は、先日、多数の東京の政治家、言論人並び日本全国何百カ所に送りましたんで、そこんとこよろしく。尚、「全国放射能濃度一覧」を止めさせるなどということは間違っても考えないように。今、それについてもみんなが注目しておりますんで。
◎全国放射能濃度一覧(※これは2013年版)
…〔事故発生時に放射性ヨウ素が一時間あたり一万テラベクレル放出されていた。そして現在の累計放出総量は37万~63万テラベクレルに達するため、レベル7が妥当と判断した。〕
とのことだが、この一万テラベクレルという量は、2億2000万シーベルトにあたるらしい。ということは、真ん中を取って50万(実にぴったり真ん中である。自然にこういう数字が出るものなのか)テラベクレルとして、110億シーベルトという途方もない量の放射性物質が撒き散らされた計算になるわけである。
マイクロシーベルトが1シーベルトの百万分の一だから、110億シーベルトとは、マイクロシーベルトに換算すると…(110億に、0が6つ増える単位)
ところがである。文部科学省が出している全国の放射能濃度一覧というのを見ると、次のように出ている。
福島県ー2011/4/6→2、500(ニーテンゴマイクロシーベルト/毎時)
4/7→2、400 4/8→2、300 4/9→2、300 4/10→2、200 4/11→2、200 4/12→2、100
(※ちなみにこの日の数値は平常値の29、6倍とのこと)
新宿区4/6→0、089(レーテンレーハチキュウマイクロシーベルト/毎時) 4/7→0、088 4/8→0、085 4/9→0、085 4/10→0、084 4/110→0、093 4/12→0、082
(※ちなみに過去平常値は0、028~0、079とのこと)
…どうであろうか皆さん、これが110億シーベルト(※繰り返し申し上げるが、マイクロシーベルトは、1シーベルトのそのまた百万分の1)も撒き散らされた周辺世界の数値と言えるのであろうか。
第一110億シーベルトも放出されていたら、原発近辺どころか東京の人間も被災地の人間も皆髪の毛が抜け嘔吐を繰り返しバタバタ死んでいってるはずだろう。実際死者は何人だ?入院者は何万人だ?
いずれにせよ自分で直接計測してみれば白黒はっきりするはずである。
【レベル7は行き過ぎ ロシア専門家】皆様はこの記事をもう御覧になっただろうか。《日本政府が12日、福島第一原発事故の深刻度を国際評価尺度で旧ソ連のチェルノブイリ原発事故並みの「レベル7」に引き上げたことに対し、ロシアの専門家からは「行き過ぎ」などと疑問の声が上がった。タス通信が伝えた。国営原子力企業ロスアトムのノビコフ報道官は「当初の評価(レベル4)は低すぎたが、今度は振り子が逆に振れ、高すぎる」と指摘。故障発生時に深刻な健康被害が出ていないことなどを理由に、レベル5よりは高くないとした上で、レベル評価を含む政府の対応を、これ以上非難されないための政治的判断との考えを示した。ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所のアルチュニャン副所長は、福島の事故で住民が浴びている放射線量は、日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度であり、「健康への影響から判断すればレベル4にも届かない」と述べた(共同2011.4.13.6時7分)》 “
ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所の名前まで公表した副所長の分析”とのことである。

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