以下は、先程自民党に送ったものである。
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この事件は世間に対して大きく二つの効果をもたらす。
〇新幹線の安全神話の強引な破壊(しかし、これは狙っていたとしたらむしろヤブヘビであった。どこぞの国と異なり乗務員の勇敢適切な処置が火災を最小限に抑えた。)
〇その対策のために生ずる日本経済への多大な打撃、損失
問題は後者なわけだが、以前、アテネオリンピックでマラソン選手に突進し体当りしたキチガイが出現し世間を賑わしたが、あの様な何千万人に一人というキチガイに備えてマラソン競技の態様を大幅に変更するというのは馬鹿げた話である。
もし、本格的に対策を立てるとなると、42.195kmのコース全体を隙間なく屈強な高さ3m程のフェンスで囲わなくてはならないという話になる。
たった一人のキチガイが出現したために。
そういうことはやる必要はない。
なぜなら、そういう対策は『さあ、キチガイさんいらっしゃい』とキチガイの存在を肯定したことになるからである。
キチガイは存在そのものを肯定してはならない。
キチガイ行為そのものが、この世の中では絶対に肯定されないんだぞということをキチガイに伝えてやればよいのである。
キチガイを抑え込むツールは恐怖と威嚇である。
マラソン選手に突進体当りなどをした者は、以後その場で射殺と公式に決定し世界中に大々的に触れ回ればよいのである。
今回の新幹線の件も全く同じことである。
何百万人に一人いるかいないかというキチガイのために厳密な手荷物検査などを実施することになったら、時間がかかって何のための新幹線なのかビジネスマンの動きは封じられ、日本経済は完全に破壊されることになるだろう。
何百万人に一人いるかいないかのキチガイに照準を合わしてそんなことに健常な日本人国民全員を巻き込む必要はない。
まず、新幹線内において、発車毎に以下のようなガイダンスを流してやればよい。(シート背面にも貼りつける)
『乗車中の御客様全員に連絡申し上げます。新幹線内におきましては、テロ行為に備え強力な武器を携行した覆面警備員を多数配置しております。この覆面警備員には過剰防衛、傷害罪が適用されません。不審な挙動がこの覆面警備員によって確認された場合、その人物に対して最悪死に至る措置が行われることもあります。不審者はただちに身柄を拘束します。それが誤解であった場合も、覆面警備員は一切罪に問われません。従ってくれぐれも誤解を招く不審な挙動は控え、また、そのような行動を見かけた方は躊躇せず乗務員呼び出しのスイッチを押すようにして下さい』
新幹線乗務員特別法とでもいう法律を作ってやるのである。
実際に、各車両に最低一人ずつ配置するようにする。
今回のような、催眠薬物洗脳されたような者は犯行実施に至るはるか以前の段階で挙動不審で抑えられるだろう。
ただ、この覆面警備員の側も、あまりにも一方的というのは問題なので、ネクタイピンの辺りに小型ビデオカメラを付け、「不審な挙動」と判断した時点からスイッチを押して一部始終を録画するという義務を課せばよい。
そして、誤解で強くしばきあげ骨折させてしまったなどの場合は国が補償するというようなサポート制度にする。
乗務員呼び出しのスイッチを各シートに設置する。
そして、これでも何かテロが起こった場合は、これも新幹線特別法という法律を作って、罰則を新幹線外の十倍重くする。
これで尚且つ凶悪事件が起こった場合は、それはその都度厳罰で裁く以外にどうしようもなかろうと思う。
いかがでしょうか?