福島の子供の甲状腺癌多発は計画的過剰診断(ウソ)-全ては最初からシナリオが描かれていた③2016/3/11報道ステーションについて
- 2016/03/26
- 04:11





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放射能の真実
中村仁信博士の講話
中村仁信 ー1971年大阪大学医学部卒業。国立大阪病院放射線医師、米国・オレゴン大学医学部放射線科留学、大阪大学医学部教授、同大学大学院教授(放射線医学)などを経て、09年4月医療法人友紘会彩都友紘会病院長に就任。日本医学放射線学会専門医、日本医学会幹事、日本医学放射線学会理事、日本IVR学会理事。放射線防護委員会委員長。ICRP(国際放射線防護委員会)の委員を歴任した放射線医学者。
――――――――
要するに、この人が日本における放射能の専門家のトップである。
被曝とは何か?放射能と癌の関係は?それらを知り尽くした人と言ってよいはず。
以下は、以前も紹介した、『たかじんのそこまで言って委員会』に出演された時の質疑応答である。
(※呆れたことに、この貴重なYouTube動画は読売が著作権を主張して消してしまった)
しかし、不幸中の幸、文字起こしをされた人がおり、ここにその全文を掲載する。文中、単位の箇所に?がついてある所が複数あったが、私自身この番組はリアルタイムで見ていてよく覚えていたので、その部分は修正し元の単位を書き込んだ。
まず、今、子供の甲状腺癌多発で問題となっている最大の関心事、《被曝と癌発生の関係》について語られている箇所を先に抜粋する。
………《放射線で活性酸素が増えると言いました。放射線だけじゃなくて、運動しても紫外線でも飲み過ぎ・食べ過ぎ、ストレス、たばこ、それに炎症でも活性酸素は増えます。1日に10億個くらいできてるんですね。これで遺伝子が損傷します。放射線がなくても、1日に細胞あたり、数万から数十万個、遺伝子の損傷は起こってるんです。
で、放射線100mSvがどのくらいやというと、遺伝子損傷が200個程度です。で、これもほとんど修復されるんです。で、修復されずに残ったやつから突然変異が起こって、これががんの原因になったりするんですが、放射能の100mSv位だったら、突然変異は1個できるかどうか、それくらいのもんです。1日、何十万という遺伝子損傷がありますから、それがたまってきて、10何個も突然変異がたまるとがんになったりしますが、これも悪い細胞は自然に自爆するように体がするんです。
でも、それでもそれをくぐり抜けて、がん細胞になるのもあります。1日数千個癌はできるんです、われわれは普通に。ですから、放射線で1個癌細胞ができたから癌になるっていうのは間違いです。(放射線浴びなくても癌は毎日)数千個できてるんです。でも、免疫細胞がこれを処理して、癌にならないようにするんです。それでも歳とってきて、免疫が弱ってきてストレスがあったりして、免疫細胞をすり抜けて、そして癌になる。ですから、放射線100ミリシーベルトで出来るわずかな遺伝子損傷なんて、とても癌化するまでに至らない。やれ、10ミリとか1ミリとか今言ってますが、全然大したことありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎ、ストレス、たばこのほうが、よっぽどがんになる可能性が高い。まあ、今日は100mSv以下なら安心、という話だけにしたいと思いますが・・・》
―――――――――――――――――
真実の扉さんより-
-以下転載-
たかじんのそこまで言って委員会1-1(放射線の真実42)
11/11/03 19:04|放射線の真実
微量の放射線は体に良い。・・・たかじんの「そこまで言って委員会」
日本放射線学会理事・大阪大学名誉教授・彩都友紘会病院院長
中村仁信 1/2
「たかじんのそこまで言って委員会」で3月末に中村仁信先生が出られ、その後、また出演されたようで、今日そのyoutubeを発見しましたので、後にリンク貼っておきます。
「臭いものには蓋をしろ」で、どうせ直ぐに見られなくなるでしょうけれど。(※はい、すぐに消されました-謎の真相管理人)
東京では絶対にこういう真実は放映されないです。
司会をしていた辛坊治郎元読売テレビアナウンサーはここでは中村先生の意見に大賛成ですが、東京で放射線は少しでも危険と述べる学者には黙って聞いているだけです。だから真実は広まらない。
3月のものは一部書き出されている方がいましたので、先にここに借りて貼っておきます。
-中村仁信 「まず、良いというより先に、安全というか、むしろぜんぜん恐くないという認識の方が先ですが、放射線に当たってどうなるかというと、活性酸素が増えるだけなんです。活性酸素って運動しても増えますよね。呼吸しても出てきます。それがちょっと多めに出る。それだけのことなんですよ。」
辛坊治郎 「今回現場の人で、足が水つかってベータ線でやけどを負ってるかもしれないという話がありましたが、それは活性酸素が増えるだけなんですか?」
中村仁信 「そうです。放射線治療だってそうなんですよ。活性酸素って簡単に言いますけど、やっぱり多くなると恐いので細胞を壊します。細胞が壊れていくと脱落して脱毛も起こります。やけども起こります。だけど少量だったら、ふだんわれわれ、しょっちゅう出てますから少しも恐くない。」
中村仁信 「たとえば、じゃあ100ミリシーベルトという言葉が、今だいぶん宣伝されてますから、そう思っていただいてもいいです。100ミリシーベルトって、10万マイクロシーベルトですよね。なかなかそこまで行かない量ですから。」
辛坊治郎 「今回やけどしたって言われている人は、170ミリシーベルトぐらいって言われていますね、現場の作業員の方。100ミリシーベルト行かなければいいってことですか?」
宮崎哲弥 「これは100ミリシーベルト=10万マイクロシーベルトっていうのは、年間の許容線量というふうに考えていいんですか?」
中村仁信 「これもちょっと複雑で、何で100って出てるかと言いますと、原爆のときに100ミリシーベルトでガンがちょっと増えたんですね。ですから100ミリシーベルトというのは、原爆で一瞬に浴びるような線量です。ですから1年間で浴びると、その影響は半分以下になります。」
(中略)
中村仁信 「さっきの質問、少女の方ありましたね(※)。あれ、ほんとに恐がりすぎなんですね。ですから、恐がらないということを本当に言いたかったんです。それでさらに極端に言えば、恐くないというところまで時間があったら言うんですが、また後で言わせていただきます。」
※「さっきの質問、少女の方」とは、番組に寄せられた、さっちゃんさん(12歳・学生)からの意見・感想で、投稿内容は放射能は体に悪いと恐れ、将来を悲観しているもの。

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(中略)
中村仁信 「あまり、放射能のことで心配し過ぎないでほしい。放射線に当たってどうなるかって言うと「活性酸素」が増えるだけなんです。活性酸素っていうのは運動しても増えますよね。それがちょっと増えるだけのことなんですよ。もちろん活性酸素といえども、多くなると細胞を壊しますし、脱落して脱毛したり、火傷になったりもします。でも少しなら、我われはいつも浴びてるワケですから・・・
辛坊治郎 「いや、我われが知りたいにはその境界線なんですよ。火傷になるレベルの境界はどこにあるんですか?」
中村仁信 「例えば、100ミリシーベルトが境界ラインになってます。何故、100ミリシーベルトかというと、原爆の時、このラインを越えるとガン患者が増えたんですね。つまり、これは一度に浴びた場合の数字で、年間だとその影響は半分以下になります。」
武田邦彦 (中部大教授) 「これ一つ言っときたいのは、20マイクロ・シーベルトっていうのが出たんですよ、福島市に。
そのとき東大の教授が、一回のCTスキャンは600マイクロ・シーベルトだから、大丈夫だと。でも20マイクロは毎日、毎時間のことですから。
しかも胸部を撮るとかじゃなくて、全身に浴びるワケでしょ。一か月で24回分受けるワケですよ。
それをこの東大の先生、よく平気だって言ったもんだと思いますよ。
辛坊治郎 「これは中村先生、どうなんですか?」
中村仁信 「これは1年間ずっと毎時20マイクロ・シーベルトのままだったら、そうかも知れませんが、空気中のものは拡散しますから、そんなことはないですよね。
武田邦彦 「いや、私が言ってるのは、1年間じゃないですよ。30日間、福島市に住んでる幼児が1か月で24回も撮りますかってことを言ってるんですよ」
中村仁信 「掛けて同じ線量であれば、CTの方が影響は高いです。一回で撮りますから。20マイクロ・シーベルトという線量を浴びてても、人間の体の中でドンドン修復していってます」
武田邦彦 「それはさっき言った、2分の1だけでしょ? じゃあ、24回が12回分になるだけで・・・」
中村仁信 「いやいや、「2分の1」~「10分の1」ということです。
(※要するにここの所のお話は、ウイスキーボトル一気飲みか30日に分けるかでは違うだろということ-管理人)
では4月20日放映になったもの 見てみましょう。
下記にこれも他の方が文書に起こしたブログからお借りしましたのを 念のため貼っておきます。
辛坊次郎: どうでした?前回出演されてから周りの反響は。
中村仁信: 医者仲間には「よう言うた」って言われましたが、一般の人はほとんど理解されてないなという感じですね。で、まあちゃんと説明せないかんなと、思って出てきました。
たかじん: 最近よく新聞とかテレビで聞くのが、「ただちに」という言葉。「ただちに影響はない」とか・・・この意味合いはどう取ればいいんですか?
中村: がんができる可能性を否定できないので、今は安心だけども、将来、がんになる可能性というのをどうしても捨てられないんですね・・・
たかじん: それは例えば、3%、5%でも可能性としてはあるんだよ、ということを言ってるということですね。つまり、先生の見解というのは、将来のがんになる可能性としては60%とか70%とか言うんじゃなくて、3%とか5%という低い可能性なワケですね。でも、皆無ではないと・・・
中村: イヤ、もう皆無に近いと、いうことを今から説明したいと思います。
まず、放射線で活性酸素が増えると言いました。放射線だけじゃなくて、運動しても紫外線でも飲み過ぎ・食べ過ぎ、ストレス、たばこ、それに炎症でも活性酸素は増えます。1日に10億個くらいできてるんですね。これで遺伝子が損傷します。放射線がなくても、1日に細胞あたり、数万から数十万個、遺伝子の損傷は起こってるんです。
で、放射線100mSvがどのくらいやというと、遺伝子損傷が200個程度です。で、これもほとんど修復されるんです。で、修復されずに残ったやつから突然変異が起こって、これががんの原因になったりするんですが、放射能の100mSv位だったら、突然変異は1個できるかどうか、それくらいのもんです。1日、何十万という遺伝子損傷がありますから、それがたまってきて、10何個も突然変異がたまるとがんになったりしますが、これも悪い細胞は自然に自爆するように体がするんです。
でも、それでもそれをくぐり抜けて、がん細胞になるのもあります。1日数千個がんはできるんです、我われは、普通に。ですから、放射線で一個がん細胞ができたからがんになるっていうのは間違いです。(放射線浴びなくてもがんは毎日)数千個できてるんです。でも、免疫細胞がこれを処理して、がんにならないようにするんです。それでも歳とってきて、免疫が弱ってきて、ストレスがあったりして、免疫細胞をすり抜けて、そしてがんになる。ですから、放射線100ミリーベルトで出来るわずかな遺伝子損傷なんて、とてもがん化するまでに至らない。やれ、10ミリとか1ミリとか今言ってますが、全然大したことありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎ、ストレス、たばこのほうが、よっぽどがんになる可能性が高い。まあ、今日は100mSv以下なら安心、という話だけにしたいと思いますが・・・
辛坊: イヤ、今回、いろいろ議論になってきてるのは、福島原発の北西の村で、累積でもうすでに70ミリシーベルトを超えていると。このまんま、半年1年居たら、それこそ1000mSvって累積になってくるんじゃないかと、そのときに大丈夫なのかっていうのが実は問題なんで、100mSv以下なら大丈夫だっていうのは既に、国際見解でありますよね。
国際放射線防護学会(IRPA)なんかでは100mSvで発がん率1%高まるって話ですよね基本的に。問題はそっから上に累積していったときに、どやねんっていうことなんですが。
中村: それは少しづつリスクは上がってくるとは思いますけど、それでも、100ミリーベルトで1%というのは、原爆の話なんです。
辛坊: ・・・はぁ、つまり、一度にあたった場合?。
中村: そう。ですから分けて分けてあたったら、その分影響は下がります。半分以下、10分の1くらいに下がるんです。ですから、累積なら1000であってもおそらく大丈夫です。
;
村田晃嗣(同志社大学教授): 今のお話では、放射線と発がん性の因果関係のご説明をうかがったんですけども、被ばくすることで発がん以外に体に悪い影響を与えることって、ないんですか?
中村: あります。それも量が多い場合です。100mSv以下では発がん以外の問題は何もありません。
宮崎哲弥: ICRPが年間に一般住民が浴びていい放射線量は1mSv以下ということを言ってますよね。(中略)
中村: でも実際、一生かけて浴びるのと、一度に浴びるのとでは全然意味が違うんですが、ICRPも初期のころはわからんかったから、足しても、一度に浴びても同じと思ってたんです。それがそうじゃないことがわかってきたんです。
辛坊 :でも、それが、先生の考えがなんで通らないんですか? みんな、累積でもダメだと思ってますし、ICRPもそう言ってるじゃないですか。
中村: 私もICRPの委員でしたけども、そこの本とか読むとたしかに安全な量はないと書いてあります。私もその頃はそう思ってたんです。
でも行って、中で勉強し出したら、これはおかしいと。ICRPの人は実際、放射線そんな危険やと思ってません。10ミリシーベルト以下なら全然問題ないって言うてるんです内々では。
ところがずっと以前にもう決めてしまった。本も出して世界中にそれは浸透してますから、なかなか簡単に改められない。でも実際にはみんな、ちょっとの量でも危険、だなんて思ってません。
桂ざこば: 先生はなんでそんなに自信持って言えまんの? 書物を読んで、そう思うワケですか。
中村: 私は実際に、若いころからたくさん浴びてますから。年間、ひどい時でしたら20mSv浴びてましたし、50mSv浴びたころもありましたし、でも今の歳までどうもありません。
ざこば: 僕は怒られるかも知らんけど、ICRPがマウスでも、牛でもええから、放射線を浴びさせて、それで何年間かみて、研究してもらうほうが、僕は目に見えて安心感が出るんちゃうかなと思うんでっけどね。
中村: してます。それはもう。してて大丈夫なのも論文にいっぱい書いてます。 だけど、人間に実験はありません。
ざこば: はぁ・・・
辛坊: 放射線の専門家のみなさんは、過去に起きたチェルノブイリとか、原子炉の事故だとかの詳細なデータをとって、これだけのものを浴びるとどうなるか・・・ だけど、データで出てくるのは一度に浴びた段階のことで、たとえばセシウムなんかは、ずっと継続して浴び続けたらどうなるのかって、ホントはわからないんでしょう? で、わからないんだったら安全策採っといた方がいいんじゃないかという議論はあるかと思うんですが・・・
中村: そういうことで、低く数値が設定されてるんだと思います。セシウムでいうと、チェルノブイリの後、何も起こってません。
セシウムは30年って言いますけど、100日以内で体から出ていってしまいますから。
ざこば: 先生、この人類の中で、放射能をいっぱい浴びてるっていうのはどういう人ですか?
中村: よく浴びる人っていうのは、我われみたいな放射線技師は、透視をしながら仕事をしてる・・・ あの、心臓の血管を開いたりする人、ああいうことを朝から晩まで横で浴びながら仕事してますから、すごく浴びてますね。
辛坊: そういう人らの発がん率はどうなんですか?
中村: 特に高い率ではありません。
辛坊: 国際線のパイロットなんていつも放射線を浴びてるってことなんですが、あの人たちの発がん率は?
中村: 逆に低いというデータがあります。
辛坊: そこなんですが、放射線技師が浴びてるのはエックス線であって、アルファ波もベータ波もガンマー波も中性子もあるワケでしょ?
そうすると、エックス線だけ浴びててもそれはサンプルにはならないんじゃないかと思いますが・・・
中村: それはこれから説明します。慢性の少ない放射線を長い間浴びる、そうしますと活性酸素もちょっとづつ出ますから、これは運動で軽く活性酸素が出て、これに対して活性酸素処理能力が高まるというのは御存じの通りですが、それと同じようなことが起こって、活性酸素処理能力が上がります。で、DNAを損傷したものに対して修復する機能も上がります。変な細胞を自爆させる機能も上がります。
そして、大事なのは免疫細胞の機能も上がるということなんです。これは細胞レベル、動物実験レベルで証明されてるんです。だけど人間の証明はありません。
辛坊: だけど、それを言うたらタバコだって増強するから、がんにかかりにくいってことになるんじゃないですか。
中村: 違います。タバコはもっと複雑なんです。タバコは毒素としては非常に強いので、ちょっと話が違うんです。
-つづく-
中村仁信 「あまり、放射能のことで心配し過ぎないでほしい。放射線に当たってどうなるかって言うと「活性酸素」が増えるだけなんです。活性酸素っていうのは運動しても増えますよね。それがちょっと増えるだけのことなんですよ。もちろん活性酸素といえども、多くなると細胞を壊しますし、脱落して脱毛したり、火傷になったりもします。でも少しなら、我われはいつも浴びてるワケですから・・・
辛坊治郎 「いや、我われが知りたいにはその境界線なんですよ。火傷になるレベルの境界はどこにあるんですか?」
中村仁信 「例えば、100ミリシーベルトが境界ラインになってます。何故、100ミリシーベルトかというと、原爆の時、このラインを越えるとガン患者が増えたんですね。つまり、これは一度に浴びた場合の数字で、年間だとその影響は半分以下になります。」
武田邦彦 (中部大教授) 「これ一つ言っときたいのは、20マイクロ・シーベルトっていうのが出たんですよ、福島市に。
そのとき東大の教授が、一回のCTスキャンは600マイクロ・シーベルトだから、大丈夫だと。でも20マイクロは毎日、毎時間のことですから。
しかも胸部を撮るとかじゃなくて、全身に浴びるワケでしょ。一か月で24回分受けるワケですよ。
それをこの東大の先生、よく平気だって言ったもんだと思いますよ。
辛坊治郎 「これは中村先生、どうなんですか?」
中村仁信 「これは1年間ずっと毎時20マイクロ・シーベルトのままだったら、そうかも知れませんが、空気中のものは拡散しますから、そんなことはないですよね。
武田邦彦 「いや、私が言ってるのは、1年間じゃないですよ。30日間、福島市に住んでる幼児が1か月で24回も撮りますかってことを言ってるんですよ」
中村仁信 「掛けて同じ線量であれば、CTの方が影響は高いです。一回で撮りますから。20マイクロ・シーベルトという線量を浴びてても、人間の体の中でドンドン修復していってます」
武田邦彦 「それはさっき言った、2分の1だけでしょ? じゃあ、24回が12回分になるだけで・・・」
中村仁信 「いやいや、「2分の1」~「10分の1」ということです。
(※要するにここの所のお話は、ウイスキーボトル一気飲みか30日に分けるかでは違うだろということ-管理人)
では4月20日放映になったもの 見てみましょう。
下記にこれも他の方が文書に起こしたブログからお借りしましたのを 念のため貼っておきます。
辛坊次郎: どうでした?前回出演されてから周りの反響は。
中村仁信: 医者仲間には「よう言うた」って言われましたが、一般の人はほとんど理解されてないなという感じですね。で、まあちゃんと説明せないかんなと、思って出てきました。
たかじん: 最近よく新聞とかテレビで聞くのが、「ただちに」という言葉。「ただちに影響はない」とか・・・この意味合いはどう取ればいいんですか?
中村: がんができる可能性を否定できないので、今は安心だけども、将来、がんになる可能性というのをどうしても捨てられないんですね・・・
たかじん: それは例えば、3%、5%でも可能性としてはあるんだよ、ということを言ってるということですね。つまり、先生の見解というのは、将来のがんになる可能性としては60%とか70%とか言うんじゃなくて、3%とか5%という低い可能性なワケですね。でも、皆無ではないと・・・
中村: イヤ、もう皆無に近いと、いうことを今から説明したいと思います。
まず、放射線で活性酸素が増えると言いました。放射線だけじゃなくて、運動しても紫外線でも飲み過ぎ・食べ過ぎ、ストレス、たばこ、それに炎症でも活性酸素は増えます。1日に10億個くらいできてるんですね。これで遺伝子が損傷します。放射線がなくても、1日に細胞あたり、数万から数十万個、遺伝子の損傷は起こってるんです。
で、放射線100mSvがどのくらいやというと、遺伝子損傷が200個程度です。で、これもほとんど修復されるんです。で、修復されずに残ったやつから突然変異が起こって、これががんの原因になったりするんですが、放射能の100mSv位だったら、突然変異は1個できるかどうか、それくらいのもんです。1日、何十万という遺伝子損傷がありますから、それがたまってきて、10何個も突然変異がたまるとがんになったりしますが、これも悪い細胞は自然に自爆するように体がするんです。
でも、それでもそれをくぐり抜けて、がん細胞になるのもあります。1日数千個がんはできるんです、我われは、普通に。ですから、放射線で一個がん細胞ができたからがんになるっていうのは間違いです。(放射線浴びなくてもがんは毎日)数千個できてるんです。でも、免疫細胞がこれを処理して、がんにならないようにするんです。それでも歳とってきて、免疫が弱ってきて、ストレスがあったりして、免疫細胞をすり抜けて、そしてがんになる。ですから、放射線100ミリーベルトで出来るわずかな遺伝子損傷なんて、とてもがん化するまでに至らない。やれ、10ミリとか1ミリとか今言ってますが、全然大したことありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎ、ストレス、たばこのほうが、よっぽどがんになる可能性が高い。まあ、今日は100mSv以下なら安心、という話だけにしたいと思いますが・・・
辛坊: イヤ、今回、いろいろ議論になってきてるのは、福島原発の北西の村で、累積でもうすでに70ミリシーベルトを超えていると。このまんま、半年1年居たら、それこそ1000mSvって累積になってくるんじゃないかと、そのときに大丈夫なのかっていうのが実は問題なんで、100mSv以下なら大丈夫だっていうのは既に、国際見解でありますよね。
国際放射線防護学会(IRPA)なんかでは100mSvで発がん率1%高まるって話ですよね基本的に。問題はそっから上に累積していったときに、どやねんっていうことなんですが。
中村: それは少しづつリスクは上がってくるとは思いますけど、それでも、100ミリーベルトで1%というのは、原爆の話なんです。
辛坊: ・・・はぁ、つまり、一度にあたった場合?。
中村: そう。ですから分けて分けてあたったら、その分影響は下がります。半分以下、10分の1くらいに下がるんです。ですから、累積なら1000であってもおそらく大丈夫です。
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村田晃嗣(同志社大学教授): 今のお話では、放射線と発がん性の因果関係のご説明をうかがったんですけども、被ばくすることで発がん以外に体に悪い影響を与えることって、ないんですか?
中村: あります。それも量が多い場合です。100mSv以下では発がん以外の問題は何もありません。
宮崎哲弥: ICRPが年間に一般住民が浴びていい放射線量は1mSv以下ということを言ってますよね。(中略)
中村: でも実際、一生かけて浴びるのと、一度に浴びるのとでは全然意味が違うんですが、ICRPも初期のころはわからんかったから、足しても、一度に浴びても同じと思ってたんです。それがそうじゃないことがわかってきたんです。
辛坊 :でも、それが、先生の考えがなんで通らないんですか? みんな、累積でもダメだと思ってますし、ICRPもそう言ってるじゃないですか。
中村: 私もICRPの委員でしたけども、そこの本とか読むとたしかに安全な量はないと書いてあります。私もその頃はそう思ってたんです。
でも行って、中で勉強し出したら、これはおかしいと。ICRPの人は実際、放射線そんな危険やと思ってません。10ミリシーベルト以下なら全然問題ないって言うてるんです内々では。
ところがずっと以前にもう決めてしまった。本も出して世界中にそれは浸透してますから、なかなか簡単に改められない。でも実際にはみんな、ちょっとの量でも危険、だなんて思ってません。
桂ざこば: 先生はなんでそんなに自信持って言えまんの? 書物を読んで、そう思うワケですか。
中村: 私は実際に、若いころからたくさん浴びてますから。年間、ひどい時でしたら20mSv浴びてましたし、50mSv浴びたころもありましたし、でも今の歳までどうもありません。
ざこば: 僕は怒られるかも知らんけど、ICRPがマウスでも、牛でもええから、放射線を浴びさせて、それで何年間かみて、研究してもらうほうが、僕は目に見えて安心感が出るんちゃうかなと思うんでっけどね。
中村: してます。それはもう。してて大丈夫なのも論文にいっぱい書いてます。 だけど、人間に実験はありません。
ざこば: はぁ・・・
辛坊: 放射線の専門家のみなさんは、過去に起きたチェルノブイリとか、原子炉の事故だとかの詳細なデータをとって、これだけのものを浴びるとどうなるか・・・ だけど、データで出てくるのは一度に浴びた段階のことで、たとえばセシウムなんかは、ずっと継続して浴び続けたらどうなるのかって、ホントはわからないんでしょう? で、わからないんだったら安全策採っといた方がいいんじゃないかという議論はあるかと思うんですが・・・
中村: そういうことで、低く数値が設定されてるんだと思います。セシウムでいうと、チェルノブイリの後、何も起こってません。
セシウムは30年って言いますけど、100日以内で体から出ていってしまいますから。
ざこば: 先生、この人類の中で、放射能をいっぱい浴びてるっていうのはどういう人ですか?
中村: よく浴びる人っていうのは、我われみたいな放射線技師は、透視をしながら仕事をしてる・・・ あの、心臓の血管を開いたりする人、ああいうことを朝から晩まで横で浴びながら仕事してますから、すごく浴びてますね。
辛坊: そういう人らの発がん率はどうなんですか?
中村: 特に高い率ではありません。
辛坊: 国際線のパイロットなんていつも放射線を浴びてるってことなんですが、あの人たちの発がん率は?
中村: 逆に低いというデータがあります。
辛坊: そこなんですが、放射線技師が浴びてるのはエックス線であって、アルファ波もベータ波もガンマー波も中性子もあるワケでしょ?
そうすると、エックス線だけ浴びててもそれはサンプルにはならないんじゃないかと思いますが・・・
中村: それはこれから説明します。慢性の少ない放射線を長い間浴びる、そうしますと活性酸素もちょっとづつ出ますから、これは運動で軽く活性酸素が出て、これに対して活性酸素処理能力が高まるというのは御存じの通りですが、それと同じようなことが起こって、活性酸素処理能力が上がります。で、DNAを損傷したものに対して修復する機能も上がります。変な細胞を自爆させる機能も上がります。
そして、大事なのは免疫細胞の機能も上がるということなんです。これは細胞レベル、動物実験レベルで証明されてるんです。だけど人間の証明はありません。
辛坊: だけど、それを言うたらタバコだって増強するから、がんにかかりにくいってことになるんじゃないですか。
中村: 違います。タバコはもっと複雑なんです。タバコは毒素としては非常に強いので、ちょっと話が違うんです。
-つづく-
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