人気ブログランキングへ毎日新聞社 2013年10月27日 19時57分 (2013年10月27日 20時55分 更新)
-以下引用-
第33回全国豊かな海づくり大会のため熊本県に滞在している天皇、皇后両陛下は27日、同県水俣市を初めて訪れ、水俣病慰霊の碑に供花した。また水俣病患者らと懇談し、被害の実情に聴き入った。
両陛下は熊本市であった同大会の式典に出席した後、九州新幹線で水俣市に入った。慰霊の碑では一礼し、白菊の花をささげた。その後、水俣病資料館を視察。患者の写真、被害を伝える新聞記事などの説明を受け、被害の実態を伝えている「語り部の会」の会員10人と懇談した。
会長の緒方正実さん(55)は水俣病で祖父を亡くし、自身や家族が次々と病気で苦しんできた経験を語り、「決して水俣病は終わっていないことを知ってください」と話した。
これに対し、天皇陛下は「本当にお気持ち、察するに余りあると思っています。やはり真実に生きるということができる社会をみんなで作っていきたいものだと改めて思いました」と話し、「今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています」と異例の長い感想を述べた。
また、語り部の会の一人で、母の胎内で水銀に侵された胎児性水俣病患者の前田恵美子さん(59)が、「3歳のころ 急にしゃべれなくなり 歩けなくなった」と、生い立ちや病気を抱えながら生きる日々をつづって作詞した歌「ピンクの花が好き」が披露された。両陛下は地元の音楽家、柏木敏治さん(58)の歌に聴き入り、大きな拍手を送った。前田さんは「私の気持ちは両陛下に伝わったと感じました」と話した。【真鍋光之】
◇天皇陛下の感想全文
どうもありがとうございます。本当にお気持ち、察するに余りあると思っています。
やはり真実に生きるということができる社会をみんなで作っていきたいものだと改めて思いました。
本当にさまざまな思いを込めて、この年まで過ごしていらしたということに深く思いを致しています。今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています。
みながその方に向かって進んでいけることを願っています。-
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やはり真実に生きるということができる社会をみんなで作っていきたいものだと改めて思いました
今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています
みながその方に向かって進んでいけることを願っています
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