東電、原子力規制委員会、質問に答えろ
- 2013/11/15
- 05:08

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以下、赤文字は私の文句。
◎世界中が不安視…
燃料棒取り出し「UFOキャッチャー」作戦
(日刊ゲンダイ・2013/10/31)
原子力規制委員会は30日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールから「燃料棒」を取り出す実施計画を認可した。
……ほう、有りもせん物を取り出す“実施”計画を認可したわけか?
水素爆発で破壊された建屋から、使用済み燃料1331体、未使用燃料202体の計1533体もの燃料を取り出す作業は人類史上初だ。
では、グローバルホークの情報は何だ?
計画によると、4号機建屋の上部に設置したクレーンなどを使い、地上30メートルの高さにあるプール内の燃料棒を1本ずつ輸送容器(キャスク)に移動。
次にキャスクを吊り上げて地上のトレーラーに載せ、敷地内の共用プールに運ぶ。作業は11月8日にも始まる予定だ。
……要するに、擬装燃料棒まで用意して、そういう“フリ”をして見せる国民を欺く大芝居をやるわけだ…
「原発で使用済み燃料を取り出す場合、通常は位置や状態があらかじめコンピューターに入力されているため、スムーズに作業できます。
しかし、福島原発は違う。燃料プール内にはコンクリート片や金属片など500個余りのガレキが沈んでいる上、燃料棒が破壊されている可能性もあるため
作業員が目視で作業を進めることになります」(経済ジャーナリスト)
作業員はプールに沈んでいる大量のガレキを避けながら、長さ約5メートル、重さ約300キロの燃料棒を1本ずつキャスクに移動する。
それを1年かけて、1500回以上も繰り返すのだ。
……ほう、そりゃまた随分と凝った芝居になりそうだな…
これだけでも相当、至難のワザだ。
それで、アメリカさんが、協力してやるがべらぼうな金が必要だと白々しくも言ってきてるわけだな、違うか?
さらに複数の燃料棒が入ったキャスクの重量はざっと100トンにもなる。
地上に運ぶ際、何らかのトラブルでキャスクが傷付いたり、落下したりして燃料棒が空気に触れれば、たちまち即死レベルの放射性物質が放出される。
仮に1500本を超える燃料棒がムキ出しになれば、放出される放射性物質の量はチェルノブイリ事故の10倍。
東日本に人が住めなくなるのは間違いない。
燃料棒が無いことを、もうメルトダウンして地面に染み込んだんだなどと苦しい言い訳をしてるのがいるが、もしそうなった場合はチェルノブイリの10倍だとよ。……何人死んだ?今日の線量は?(笑)
失敗が許されない命懸けの「UFOキャッチャー」作戦だ。
規制委の田中俊一委員長も会見で「潜在的に非常に大きなリスクがある。個人的には汚染水以上に心配」と本音を漏らしたが、お前が心配なのは嘘がバレることだろうが、違うか?本当に大丈夫なのか。
原子炉格納容器の設計に携わっていた元東芝技術者の後藤政志氏はこう言う。
「燃料が空気に触れたら作業員の大量被曝は避けられません。燃料をキャスクに移動している時や、キャスクをトレーラーに載せる時など
極めて慎重な作業が求められる場面で地震などが起きたらどう対応するのか。規制委や東電がトラブルに対してどこまで検討しているかが重要です」
そういう所でアメリカさんの技術がものを言うと、それで〇兆〇〇兆の金がかかると、要するにそういうふうに言ってきてるわけだな。アメリカは……“そういう芝居にしようぜ”と……お前ら(茶番を仕組んでる奴等)は飼い犬になってキックバックをいただくと……
世界中が固唾(かたず)をのんで見守っている。
凶悪な猿芝居をな
2013年10月31日

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※拙ブログ、「アメリカの技術支援詐欺を許すな」を重ねて読んで頂きたい。
◎4号機燃料取り出し作業に米・エネルギー省の技術支援が決定
http://kaleido11.blog.fc2.com/?mode=m&no=2458&cr=53b989adf701be5ec33ab683902450f3
アメリカが今まで直面してきた事態より、はるかに大きな挑戦になる
ロバート・アルバレス氏
ワシントンの総合政策学研究所(Institute for Policy Studies)の上席研究員。
エネルギー省長官・国家安全保障局、環境保護庁副次官補の元上級政策アドバイザーを歴任した使用済み燃料の世界的権威。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1102.html
「安倍首相が、京都の国際会議で『我が国はあなた方の知識と専門的技術が必要だ』と述べたのは肯定的な一歩であると言えます。
例えば、首相の言葉を受け、そのような支援と協力を確立するプロセスというのは、実際にはどのようなものなのでしょうか?
この「支援」というのは、専門的な検討と評価に留まるものなのでしょうか?
米国エネルギー省の上級の役職に携わった私の経験から言えば、専門家の委員団は有益であり得る反面、追跡調査や、ある程度の進歩がなければ、単なるセレモニーで終わってしまう場合がおうおうにしてあるのです。
これは、そこそこの人員や用具、労力が必要となることですか?
もしもそうなら、このような前例のない仕事の予算はいくらなのですか?
福島原発事故の余波は未知の領域にあり、東京電力は、その能力を超えた困難な挑戦に直面しているように見えます。
あいにく、東電のみならず、国家としての日本にも同じことが言えるかもしれません。
米国において、核兵器生産後に残された使用済み核燃料の安定化において、どんな経験をしてきたかを考えてみて下さい。
1993年に、エネルギー省のハンフォード地区で、人間の環境に重篤なリスクの可能性を持つ、保管の重大な脆弱性が見つかりました。
ハンフォードでの使用済み核燃料の安全な取り出しと安定化においては、以前にはなかったような技術の開発と配備が必要でなのです。
それには、10年以上かかり、数十億ドルの費用が必要でした。
それに反して、福島原発での原子炉の残骸と破壊された炉心の中での使用済み核燃料の処理というのは、私たちがハンフォードで直面したよりも、あるいは、世界の他のどの場所でよりも、はるかに大きなチャレンジなのです。
―――――――――――
よくもまあ、ぬけぬけと……
◎4号機燃料取り出し作業に米・エネルギー省の技術支援が決定
http://kaleido11.blog.fc2.com/?mode=m&no=2458&cr=53b989adf701be5ec33ab683902450f3
アメリカが今まで直面してきた事態より、はるかに大きな挑戦になる
ロバート・アルバレス氏
ワシントンの総合政策学研究所(Institute for Policy Studies)の上席研究員。
エネルギー省長官・国家安全保障局、環境保護庁副次官補の元上級政策アドバイザーを歴任した使用済み燃料の世界的権威。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1102.html
「安倍首相が、京都の国際会議で『我が国はあなた方の知識と専門的技術が必要だ』と述べたのは肯定的な一歩であると言えます。
例えば、首相の言葉を受け、そのような支援と協力を確立するプロセスというのは、実際にはどのようなものなのでしょうか?
この「支援」というのは、専門的な検討と評価に留まるものなのでしょうか?
米国エネルギー省の上級の役職に携わった私の経験から言えば、専門家の委員団は有益であり得る反面、追跡調査や、ある程度の進歩がなければ、単なるセレモニーで終わってしまう場合がおうおうにしてあるのです。
これは、そこそこの人員や用具、労力が必要となることですか?
もしもそうなら、このような前例のない仕事の予算はいくらなのですか?
福島原発事故の余波は未知の領域にあり、東京電力は、その能力を超えた困難な挑戦に直面しているように見えます。
あいにく、東電のみならず、国家としての日本にも同じことが言えるかもしれません。
米国において、核兵器生産後に残された使用済み核燃料の安定化において、どんな経験をしてきたかを考えてみて下さい。
1993年に、エネルギー省のハンフォード地区で、人間の環境に重篤なリスクの可能性を持つ、保管の重大な脆弱性が見つかりました。
ハンフォードでの使用済み核燃料の安全な取り出しと安定化においては、以前にはなかったような技術の開発と配備が必要でなのです。
それには、10年以上かかり、数十億ドルの費用が必要でした。
それに反して、福島原発での原子炉の残骸と破壊された炉心の中での使用済み核燃料の処理というのは、私たちがハンフォードで直面したよりも、あるいは、世界の他のどの場所でよりも、はるかに大きなチャレンジなのです。
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よくもまあ、ぬけぬけと……
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