福島産農産物の危険の真偽-ベクレルとシーベルトの関係、半減期とは
- 2013/12/04
- 01:34
真実を探すブログさんより-
-以下転載-
京浜東北線の広告が「福島の桃」一色だと話題に!福島の桃からは、放射能が検出されているのに・・・
-ネット上で京浜東北線の広告がちょっとした話題になっています。ツイッターなどに複数投稿されていますが、京浜東北線では「福島の桃」と大きく書かれた広告がビッチリと並んでいるのです。
福島原発事故からまだ2年しか経過していないのに、汚染されている可能性が極めて高い福島県の桃の広告がズラリ。それほど広告費を出したということなのでしょうが、あまりにも違和感を私は感じます。
放射能の危機意識が高い外国人に見せてみたいですね。もしかすると、質の悪い合成だと疑うかも・・・?
☆aimama12529 AiMaMa 被曝お断りします
URL https://twitter.com/aimama12529/status/363521482527211522/photo/1
引用:
京浜東北線の一両が丸々福島の桃に占拠。それはないでしょー。 pic.twitter.com/nzguyRg0A6
:引用終了
☆川本 翼 ・@K0923T0406
URL https://twitter.com/K0923T0406
引用:
桃好きにはたまらない京浜東北線!
モニターも張り紙もポスター全て福島の桃! http://twitpic.com/d80dno
:引用終了
☆モりやま ・@moripapa100k 8月12日
URL https://twitter.com/moripapa100k
引用:
http://twitpic.com/d806ca 京浜東北線車内が福島の桃だらけに!
:引用終了
ちなみに、福島の桃からは今年に入ってからも相次いで放射性セシウムが検出されています。いずれも政府が定めたキロ100ベクレル以内の数値ですが、この基準値は福島原発事故前の数百倍であり、低レベル放射性廃棄物と同じレベルの値です。ですので、基準値以内だとしても「安全」と言い切れるわけではありません。
☆平成25年度食品中の放射性物質の検査結果について 初期
↓ヨウ素131が0.8Bq/kg検出されていました。
☆出荷ピークの福島産のモモ、市民放射能測定所による検査では放射能検出
URL http://nanohana.me/?p=3661
引用:
福島県で、生産量全国2位を誇るモモの主力品種「あかつき」が出荷ピークを迎えています。放射性物質のモニタリング調査では暫定基準値を大幅に下回り、生産者らは安全性をアピールしていますが、民間の市民放射能測定所の測定では、本来限りなくゼロに近いはずの放射性セシウムが、モモでは多いものでキロ当たり160ベクレル出ています。
(真実を探すブログさん転載ここまで)
―――――――――――
〇ベクレルとシーベルトの関係
とはサーチさんより-
-以下転載-
ベクレルとシーベルトの違い
Q)ベクレルとシーベルトの違いをわかりやすく説明してください。
ストーブに例えると、ストーブから放出される熱の総量を表す単位がベクレル、そこから人が実際に受ける熱量を表すのがシーベルトと言えます。そもそも放射能とは放射線を発する能力のことですが、その能力を表すのがベクレル、人体が直接受ける放射線量を表すのがシーベルトなのです。
ベクレルとは シーベルトとは 放射線・放射能の単位
Q)ベクレルとシーベルトは具体的にどういう場面で使う単位ですか?
ベクレルやシーベルトはガイガーカウンターなどのモニタリングで使われる単位ですが、ベクレルは主に食品や水・土壌の中に含まれる放射能の総量を表す場合に「1キログラムあたり500ベクレル」の様な形で使います。また、シーベルトとは、外部被曝や内部被曝で実際に人体が影響を受ける線量を表す単位で、「1時間あたり1ミリシーベルト」の様な形で用います。
Q)ベクレルをシーベルトに換算するにはどんな計算が必要ですか?
ベクレルをシーベルトに換算するには、人体が摂取した放射能の量(ベクレル)に放射性核種それぞれに用意されている実効線量係数という値を掛けて導きます。さらに、経口摂取(食べる場合)と吸入摂取(呼吸で肺に取り込んだ場合)とでも実効線量係数は異なり、例えば1㎏あたり100ベクレルのセシウム137を飲食した場合には以下の様な計算になります。
100Bq/㎏×0.013μSv/Bq =1.3μSv
さらにこれを1年間摂取し続けると、
1.3μSv×365 = 474.5μSv
となります。
Q)100ベクレルとか500ベクレルがどの程度危険なのか教えて下さい。
何ベクレル以上なら危険で何ベクレル以下なら安全かというのは専門家の間でも様々な意見があり一概には答えられません。ですが、一つの参考として食品中のセシウムにおける日本の暫定基準値と外国の基準値を比較してみるのもいいでしょう。被曝量による症状についてはこちらを参照
放射性セシウムの基準値
日本の暫定基準値
原発事故後に設定された食品に対する日本の暫定基準値は、穀類・野菜類・肉・卵・魚が500ベクレル、飲料水・牛乳が200ベクレルです。
海外の基準値
チェルノブイリ事故で被害にあったウクライナの基準値は、飲料水2ベクレル・野菜40ベクレル・牛乳100ベクレルです。
(※このウクライナの飲料水2ベクレルという基準はさすがにちょっと信じられない。本当にこの数値で正しいのか?-管理人)
〇被曝による症状
被曝による症状には2種類あります。大量の放射線を短時間に浴びた場合の急性症状と、低線量被曝における晩発性の症状です。
放射能被爆に関する単位については”シーベルトとは”を参照してください。
高線量被曝時に見られる急性症状
急性の症状はほとんどが外部被爆による症状であり、チェルノブイリ事故や東海村JCO臨界事故の被爆者によって確認されています。
(※同じ100ミリシーベルト被曝したといっても、一瞬で受けたか一年間の総量かでは全く意味が異なる《現れる症状が異なる》。当然の話だ。一度にヘビー級ボクサーに殴られるのと、幼稚園児に数百回殴られるのとではダメージが全く違う。ウイスキーをボトル一気飲みするのと1ヶ月かけて空にする場合の体の負担が同じであるわけがない。“急性”とは、はたしてどの程度の時間内を指して言うのかということが非常に重要な問題になってくるわけだが、東海村の臨界事故では被曝者は一瞬にして6~20シーベルトを浴びたとされる(※死亡者2名の被曝量)が、この一瞬というのは当然の話で、もし、仮に一日の労働時間の8時間程度の総量が6~20シーベルトであったとしたなら、そのような環境下では20分か30分で吐き気を催して仕事所ではなくなるわけで、つまり、急性とは、逃げられない強制的に受けざる得なかった極めて短い時間を指して言っていることがわかる-管理人)
…ですが、相当量の大量被曝をしなければ現れない症状であり、2011年3月11日の福島原発事故によるセシウム飛散によって起こる症状とは性質が違うと考えられます。
-500ミリシーベルトを超えると見られる症状(※ここで言ってるのは急性時における症状で年間の総量という意味ではない-管理人)-
全身被曝による線量が500ミリシーベルトを超えると、一時的な白血球の減少が見られます。その結果、免疫力の低下を招き、最悪の場合は出血・感染症の症状が見られるケースもあります。
-1000ミリシーベルトを超えると見られる症状-
1000ミリシーベルト(1シーベルト)を超える被曝を全身に受けると、吐き気・嘔吐・倦怠感などの症状を見せる場合があります。ここまで被曝の程度が進むと自覚症状としてはっきりと自覚できるようになります。福島原発事故の復旧作業時にも、この様な症状を見せる作業員が相当数いたと報告されています。-後略-(転載ここまで)
―――――――――――
例の中村医師の話によると(拙ブログ-原発恐怖を巡る嘘のジグソーパズル参照)、年間総量100ミリシーベルトなど全く問題にならないとのことで、そんなものより暴飲暴食、煙草の方がはるかに癌になるリスクが高いとのことである。
よく、セシウム等の放射性物質を青酸カリか何かの毒物のように言う人間がいるが、この中村医師によると、放射能、放射性物質の害悪とは活性酸素を増やすということだけで、それ以上でも以下でも何でもないらしい。多少の活性酸素が増えることは、かえって抵抗力が付くので逆に丈夫になるとのこと(ラドン風呂ラジウム温泉)。
年間総量ということならば、おそらく1000ミリシーベルトでも大丈夫とのこと。
1000ミリシーベルトとは毎時換算にすると、÷365÷24で、おおよそ114マイクロシーベルト/毎時という量になる。
真実は報道とはかけ離れている

人気ブログランキングへ
〇シーベルトとミリシーベルトとマイクロシーベルト
-以下転載-
◆「ミリ」と「マイクロ」の違いを頭にたたきこみましょう
ニュースで「8217マイクロシーベルト(μSv)」「1941マイクロシーベルト」などと聞くととてつもなく大きな数のような気がするかもしれませんが、
「マイクロ」というのは「ミリ」のさらに1000分の1。1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1です。
200万マイクロシーベルトで5%致死線量なので、2000マイクロシーベルトでも5%致死線量の1000分の1です。
つまり分かりやすく表現すると以下のようになります。
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)
大量の放射線は人体に有害ですが、微量なら人体に影響はありません。万一の場合を考えて、できる限りの対策を取ることは重要ですが、関東などに住んでいる人は「マイクロシーベルト」というのはとても小さな単位であるということを心にとめて、むやみに焦って行動しパニック状態におちいらないよう気をつけたいものです。
放射線被ばくと健康への影響の関係。単位はマイクロシーベルト(左の「8217」「1557」という値の単位は「マイクロシーベルト毎時」)ですが、10万マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)を超えるとガンになる人が増加するとされています。
〇エネルギー総合工学研究所の話
-以下転載-
…[具体例2] 飲料水、野菜、牛乳等の放射性物質を摂取した場合
1)条件
1kgの野菜に100ベクレルのヨウ素131が付着し、それを毎日200グラムを1週間食べた場合
2)計算
A:実効線量(μSv)
Ca:放射性物質濃度100Bq/kg
Ka:実効線量換算係数(μSv/Bq)=0.022
(表-1の経口摂取データによる)
Q:摂取量 02kg/日
T:摂取期間;1週間程度=7日
A=100×0.022×0.2×7=3.08μSv
3)まとめ
上記の3.08μSvは、7日間の摂取量ですので、時間当たりの摂取量は
3.08/(7×24)=0.018μSv/h
となります。
―――――――――――
(※キログラムあたり100ベクレルの野菜を毎日200グラム、一週間食べた体内被曝をシーベルトに換算すると、0.018マイクロシーベルト/毎時だそうです。
それと、上記のとはサーチさんのお話に出てくる
「…例えば1㎏あたり100ベクレルのセシウム137を飲食した場合には以下の様な計算になります。
100Bq/㎏×0.013μSv/Bq =1.3μSv
さらにこれを1年間摂取し続けると、
1.3μSv×365 = 474.5μSv
となります。
…」 これを、同様に丸々1kgではなく200gmとした場合、毎時に換算すると、474.5×0.2÷365÷24で、おおよそ0.011マイクロシーベルト/毎時という屁のような線量になる……
一体何を騒いでいるのか皆さん?????????????????
今日のそちらの線量はいくらでしたか?
ちなみに2013/12/4の愛知県の最大値線量は、岡崎市の0.079マイクロシーベルト/毎時。東京の最大値線量は、足立区の0.049マイクロシーベルト/毎時-管理人)
〇放射性物質はずっと残るのですか?最終的にはどうなるのですか?
-以下転載-
A. 放射性物質の原子が壊れて放射線を出しながら他の元素に変わることを繰り返すと、最後には壊れない安定した元素(安定同位元素)になります。こうなると、それ以上壊れないので放射線は出なくなります。
つまり放射線を出す能力(放射能)は時間がたつと減っていくのです。この減る割合は放射性物質の種類によって異なります。この放射能が半分になる時間を半減期(物理学的半減期)といい、例えばヨウ素131では8日、セシウム137では30年です。ヨウ素131は8日で元々の能力の半分になり、16日で4分の1になる、という具合です。従って、2011年3月に福島第一原子力発電所から飛んできたヨウ素131の放射能は、今ではもうほとんど残っていないことになります(7月のはじめには4096分の1程度に減っていると考えられます)。それに対してセシウム137は半減期が30年ととても長いので、2011年3月に飛んできたセシウム137はまだまだ放射能をもっていることになります(図15)。
放射性物質の影響を考える上でもう一つ重要なポイントがあります。体内に入った放射性物質には物質ごとにそれぞれ結びついて沈着しやすい臓器があります(図16)が、大部分は尿や便として体外に出ていきます。この体外への排泄量を考慮して、体内に入った放射性物質の量が半分になる時間は年齢によって異なりますが、これを「生物学的半減期」といいます。セシウム137の生物学的半減期は成人の場合100日程度と考えられています。このため体内に入ったセシウム137は100日程度で半分になります。これはセシウム137の30年という半減期(これを物理的半減期と区別することもあります。)に比べて非常に短いといえます。
このように、「物理学的半減期」に従った減少と、「生物学的半減期」に従った減少の2つが同時に進むため、例えばセシウム137のように物理学的半減期が長い放射性物質であっても、体内に残存する量は約110日で半減します。
スポンサーサイト